サブスクの棚卸し表|月1,000円以下でも年間で見ると消える金額と、1回で終わらせる手順

公開 2026年9月29日 カテゴリ: 固定費の順番

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サブスクは、固定費の中では後回しでいい項目です。1つあたりの額が小さく、スマホ代やカード・銀行の組み合わせのほうが先に効きます。ただ、放っておくと年間で数万円になり、しかも「使っていないのに払っている」ものが混ざります。

この記事では、共働き世帯が1回の棚卸しで終わらせるための表と手順をまとめます。所要時間は、家族2人分で30分ほどです。

1. 月1,000円以下が年間でいくらになるか

「月額が小さいから気にしない」が積み上がると、こうなります。

月額年額3年で
480円5,760円17,280円
980円11,760円35,280円
1,480円17,760円53,280円
上の3つの合計35,280円105,840円

月1,000円前後のものが3つあるだけで、年に3万5千円です。家族2人分なら7万円。これが「使っていないもの」なら、1回の棚卸しでそのまま消えます。

ポイント: 棚卸しの目的は「全部やめる」ではありません。「払っている理由を1つずつ言えるようにする」ことです。理由が言えるものは残していい。言えないものが、消える金額です。

2. 洗い出しの入口は3つ

サブスクは請求の経路がばらばらなので、1か所を見ても全部は出てきません。次の3つを順番に見ます。

① カード明細(家族全員分、直近2か月)

毎月同じ額・同じ名前で並んでいる行を拾います。2か月分を見るのは、月末と月初で締めが分かれるものを漏らさないためです。カードが複数あるなら全部。家族カードも本人カードの明細に載っています。

② スマホの「サブスクリプション」画面

iPhoneは「設定」→ 自分の名前 → 「サブスクリプション」、Androidは「Google Play」→ 自分のアイコン → 「お支払いと定期購入」→「定期購入」。アプリ課金はカード明細に「APPLE.COM/BILL」「GOOGLE *」とまとめて出るので、ここを見ないと中身が分かりません。

③ 銀行の口座振替

カードを通さず口座から直接引き落とされるもの(新聞、通信系の一部、保険の付帯サービスなど)は、通帳またはアプリの「引き落とし」の行にしか出ません。

この3つで、ほぼ全部が出ます。出てきたものを、次の表に1行ずつ入れていきます。

3. 棚卸し表(コピーして使う)

サービス名月額年額支払い経路更新日最後に使った日判断
(例)動画配信A990円11,880円カード毎月15日先週残す
(例)音楽配信B980円11,760円Apple毎月3日2か月前やめる
(例)クラウド容量C250円3,000円Google毎月20日毎日(自動)下げる(容量を1段階)

列の意味は次のとおりです。

4. 残す・やめる・下げるの判断基準

迷わないように、基準を3つに絞ります。

判断基準
残す「最後に使った日」が1か月以内で、払っている理由を一言で言える
やめる「最後に使った日」が2か月以上前、または理由が言えない
下げる使ってはいるが、上位プランの機能を使っていない(画質・同時視聴数・容量・広告なし)

「いつか使うかも」は「やめる」です。必要になったらそのとき入り直せばよく、入り直しにコストはほぼかかりません。逆に「家族の誰かが使っているかも」は、その場で本人に聞いて決めます。聞かずに残すと、次の棚卸しまでまた払い続けます。

同じ種類のサービスが2つある(動画配信が2つ、クラウド容量が2つ)場合は、片方を「やめる」にします。両方残す理由が言えるなら別ですが、たいていは片方に寄せられます。

5. 解約の落とし穴

解約は「やめる」と決めた日にやります。後回しにすると更新日を過ぎて1か月分払います。経路ごとの注意点です。

解約したら、表の「判断」欄に解約した日付を書き足します。翌月の明細で、その行の請求が消えているかを1回だけ確認すれば、棚卸しは終わりです。

6. 年に1回、同じ表を見直す

一度作った表は、年に1回だけ更新します。おすすめは、固定費を見直す順番で書いた「見直しの前の数字」を書き出すタイミングと同じ日です。新しく増えたサブスクを足し、「最後に使った日」を更新して、同じ基準で判断するだけです。

7. まとめ

よくある質問

家計簿アプリを入れないとサブスクは見つけられませんか?

要りません。カード明細(家族全員分)、スマホの「サブスクリプション」画面、銀行の口座振替の3つを見れば、ほぼ全部見つかります。アプリはその後、続けたい人だけで十分です。

年払いのサブスクはどう数えますか?

年額を12で割って「月あたり」に直して表に入れます。表の「年額」の列にはそのまま年額を書きます。年払いは更新日を忘れやすいので、更新日の列を必ず埋めてください。

解約したのに請求が続いています。

アプリを消しただけでは解約になりません。App Store/Google Playの「サブスクリプション」画面で「解約済み」になっているか、サービス側のマイページで契約状態を確認してください。それでも続く場合はカード会社に相談します。

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